【生命保険は掛け捨てでOK】大黒柱に必要な保障と、貯蓄型保険がいらない理由をわかりやすく解説!

お金を守る

こんにちは、みちょんです。
今回は「生命保険って本当に必要なの?」というテーマで、子育て中の家庭にとっての保険の考え方をわかりやすくまとめてみました。

実は、わが家でもしっかりと見直しをして「必要な保障だけ」を掛け捨てで準備しています。
保険って、なんとなく入っている人も多いと思うんですが、仕組みがわかれば意外とシンプル。無駄な支出を減らして、そのぶん教育費や老後資金に回すこともできちゃいますよ💰


生命保険って、そもそも誰に必要?

まず大前提として、生命保険が必要なのは「養う家族がいる人」です。

たとえば、専業主婦(主夫)や独身で扶養している家族がいない人、あるいは十分な貯蓄がすでにある人には、保険はそもそも必要ない場合もあります。

でも、わが家のようにまだ子どもが小さくて、家計の柱がひとりの場合には話が別。
大黒柱にもしものことがあったら、生活費も教育費もまるごと家族が困ってしまいます。

なので「最低限の生活と教育費を確保するための保障」として、生命保険が必要になるんです。


ただし!保険は「貯蓄型」じゃなくて「掛け捨て」でOK!

ここで大事なのが、「どんな保険を選ぶか?」ということ。
結論から言うと、保険は“保障だけ”に特化した掛け捨て型で十分です。

よくある「貯蓄型保険」は、実はメリットが少ないというか、デメリットの方が多いんです‼

  • 保険料が高くて家計を圧迫する
  • 保障額が少ない
  • 利回りが低くて資産運用に向かない
  • インフレに弱い
  • 途中解約でほぼほぼ損をする

などなど、「保険としても微妙」「貯蓄としても非効率」なことが多いんです。


わが家の場合:公的保障+わたしの収入で、必要な保障額を試算

では、わが家ではどう考えて保険を選んだかというと、以下のステップで整理しました。


ステップ1:遺族年金などの公的保障と支出を確認

下の表を基に大黒柱の人がなくなった場合の遺族年金(月額)を確認してみましょう。

状況自営業(遺族基礎年金)会社員・公務員 年収300万円会社員・公務員
年収500万円
会社員・公務員
年収700万円
子ども3人の期間約11.4万円約13.9万円約15.6万円約17.4万円
子ども2人の期間約10.7万円約13.3万円約15.0万円約16.7万円
子ども1人の期間約8.8万円約11.3万円約13.0万円約14.8万円
(子なし)妻が40歳未満なし約2.6万円約4.3万円約6.0万円
(子なし)妻が40歳~64歳なし約7.7万円約9.4万円約11.1万円
(子なし)妻が65歳以降約6.8万円約9.4万円約11.1万円約12.8万円
注:子ども:18歳到達年度の末日までの子ども、または20歳未満で障害等級1・2級の状態にある子
  遺族基礎年金:国民年金加入者が対象(自営業など)
  遺族厚生年金:厚生年金加入者が対象(会社員・公務員など)
  子なしの40歳〜64歳の妻には「中高齢寡婦加算」が上乗せされた金額です

うちの夫は公務員で厚生年金に加入しています。
そのため、万が一のときには「遺族基礎年金+遺族厚生年金」で、年間180万円(=月15万円)ほどの公的保障が受けられそうです。

一方で、わが家の毎月の生活費は30万円ほど。
つまり、月15万円の不足が発生します。

この状態が、下の子が大学を卒業するまでのあと15年間続くと仮定すると…

月15万円 × 12カ月 × 15年 = 約2,700万円の不足

という計算になります。

さらに言えば、私は現在パートで働いていて、ある程度の収入があります。
この収入は万が一のときにも継続する予定なので、そのぶんはプラス要素として家計を支えることができます。
つまり、「本当に必要な保障額」はこの2,700万円より少なくて済むかもしれない、という見方もできます◎


ステップ2:必要な分だけ掛け捨て保険でカバー

そこで、わが家が選んだのが「FWD収入保障保険」という掛け捨て型の保険。

この保険はいろいろな設定ができて、我が家の場合は契約者(夫)に万が一のことがあった場合に、65歳まで毎月15万円が支払われるようにしています。
保険料は健康状態や年齢にもよりますが、上記の設定で月々2,500円程度

たったこれだけの保険料で、最大2,700万円相当の保障を確保できるなんて、とても合理的だと思いませんか?

必要な期間だけ、必要な額だけ。無駄がなくて、家計の圧迫感もありません。


なぜ貯蓄型保険は選ばなかったの?

理由はシンプル。「保険としても投資としても中途半端」だからです。

▽ デメリットまとめ

  • 月3万円近く払っても、保障はたったの1,000万円前後
  • 手数料が高く、利回りはかなり低め
  • 長期拘束されるのに、途中解約で元本割れするリスクあり
  • 物価が上がっても、受け取れる額は変わらない=インフレに弱い

しかも、保険の営業トークでは「貯めながら備えることができますよ」と言われることも多いですが、よく考えると保険と投資は目的が違うんですよね。


保険と投資は切り離して考えよう!

わたしは保険についてこう考えています:

保険は「家族を守るための保障」
投資は「将来のための資産形成」

このふたつを一緒にしちゃうと、どっちも中途半端になりがちです。

だから、保障は掛け捨てでサクッと安く備える
そして、将来に備えるお金はNISAやiDeCoなどでコツコツ運用していく

このスタンスが、わが家の家計を健全に保つコツになっています♪


まとめ:生命保険は「必要な人が、必要な分だけ」掛け捨てで!

生命保険が必要かどうかは、家族構成や収入状況によって大きく変わります。
わが家のように、まだ子どもが小さくて、パート収入だけでは不安…という家庭では、最低限の保障はしっかり確保しておくべき。

でも、だからといって貯蓄型保険でお金をムダにする必要はありません

保険は「万が一」に備える手段。
そして「将来の備え」は投資でつくっていく。

この2つを分けて考えることで、保険貧乏にもならず、将来の不安にも備えられる。
そんな家計設計を目指していきましょう〜♪

最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。次回もまたお会いできるのをお待ちしています。みちょんでした!

コメント

タイトルとURLをコピーしました