こんにちは、みちょんです!
今回は、退職後に気になる「失業保険(失業給付)」をもらうまでの流れを、ステップごとに解説します。
「初めてでよくわからない…」
「何から始めればいいの?」
という方でも大丈夫!
必要な書類や注意点もばっちり整理してあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Step1|離職票の受け取り
まずはここから!
退職後、会社に「離職票(正式名:雇用保険被保険者離職票)」の発行を依頼します。
通常、退職から1~2週間ほどで自宅に届きます。
待っても届かない場合は、会社に確認を。
前回の記事で書いたマイナポータルから離職票が受取できれば、かなり時間の短縮になりますね!
Step2|必要書類の準備
ハローワークで手続きするためには、以下の書類が必要です:
- 離職票(1・2の両方)
- マイナンバーカード(または通知カード+身分証)
- 運転免許証などの本人確認書類
- 証明写真2枚(3cm×2.4cm)
- 本人名義の通帳またはキャッシュカード
- 印鑑(シャチハタは不可)
※証明写真はハローワークに貼り付けて提出します。
Step3|ハローワークで手続き
書類が揃ったら、最寄りのハローワークへ!
- 「求職申込み」をして、求職者登録
- 離職票を提出
この時点では、まだ失業給付の申請は完了していませんが、ここからがスタートです。
Step4|初回説明会に参加
手続き後、数日~1週間ほどで「雇用保険受給者 初回説明会」の案内が届きます。
この説明会では、
- 今後の流れ
- 失業認定の受け方
- 支給スケジュール
などの大事な話があります。
※参加は必須!行かないと給付が始まりません。
Step5|待期期間と給付制限
申請後、まず7日間の「待期期間」があります。
この期間は、失業状態が続いているかを確認するための期間です。
さらに、
- 自己都合退職の場合:待期7日+給付制限1か月(※2025年4月改正で以前より短縮)
- 会社都合退職の場合:待期7日だけでOK!
※給付制限中は失業給付が支給されませんが、求職活動は必要です。
Step6|失業認定と給付開始
待期期間・給付制限が終わると、「失業認定日」が指定されます。
この日にハローワークに行って、就職活動の報告などをします。
認定がされると、5営業日以内に給付金が振り込まれます!
Step7|以降も4週間ごとに認定を受ける
初回以降も、4週間(28日)ごとにハローワークで失業認定を受ける必要があります。
この認定を受けることで、次の給付金が振り込まれます。
- 認定日に行かないと受給できません!
- 就職活動実績(2回以上)が必要です。
Step8|就職活動実績ってなに?
失業手当を受け取るには、「ちゃんと就職活動してますよ」という証明が必要です。
ハローワークでは、4週間に2回以上の就職活動実績を求められます。
こんな活動が「実績」として認められます
就職活動の内容 | 実績になる? | 備考 |
---|---|---|
ハローワークでの職業相談 | ◎ | 最も手軽!1回分カウント |
ハローワークからの職業紹介 | ◎ | 求人に応募しなくてもOK |
求人への応募(書類送付・面接など) | ◎ | 自分で見つけた求人でもOK |
企業主催の説明会への参加 | ◎ | オンラインでもOKな場合あり |
再就職に役立つ資格取得の講座やセミナー受講 | ◎ | ハローワークの許可が必要な場合も |
民間の就職エージェントとの面談 | △ | 認められないこともあるため確認を |
Step9|1日で実績を2回分作る方法!
例えば、ハローワークに行く1日で次の2つを行えば、1日で2回分の活動実績になります!
【1】職業相談
→ 求人について相談したり、自分の適性を聞いてみたりするだけでOK!
【2】職業紹介
→ ハローワークで実際に求人を紹介してもらえば、これで2回分クリア!
ポイント:
- 実際に応募しなくてもOK(紹介を受けるだけでカウントされます)
- ハローワークの窓口で「2回分になりますか?」と確認しておくと安心
Step10|活動実績の記録方法と注意点
認定日には…
- 「失業認定申告書」に活動内容を記入
- 実績の証明書や履歴は特に必要ないが、念のためメモを残しておくと安心
まとめ:実績づくりも計画的に!
失業給付をきちんともらうには、「4週間に2回」の実績づくりがカギです。
でも、ハローワークで相談+紹介を1日で済ませられればとっても効率的!
無理せず、自分のペースで求職活動を続けていきましょうね。
おわりに
退職後の不安な時期に、手続きをこなすのってちょっと大変。
でも、この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです!
それではまた〜!
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