【家計管理】マイカーは金食い虫?新車より中古車&現金一括をおすすめする理由【カーローン・残クレも要注意】

お金を守る

こんにちは、みちょんです!
今回は家計管理の中でも固定費として大きな割合を占める「マイカー」についてのお話です。

私たち夫婦は、結婚後すぐの頃は車を持たずに生活していました。
その理由はズバリ、「車は金食い虫だから」です。


車を持たなかった理由【結婚〜妊娠前まで】

当時の私たち夫婦は、共働きでそれぞれの職場には公共交通機関で通勤していました。週末にちょっと出かけるくらいなら、カーシェアやレンタカーで十分だったんです。

車を持たなかったのは、次のような金銭的な理由が大きかったです。

  • 車本体の購入費用で貯金が一気に減る
  • 購入後も駐車場代・保険代・車検・自動車税・ガソリン代など維持費がバカにならない
  • 平日は使わず、週末にしか乗らないのにコストが高い

そのため、「あったら便利だけど、その便利さに見合う支出か?」と冷静に考えて、マイカーを持たない選択をしました。住む場所も、車がなくても生活しやすい徒歩圏内にスーパー・病院・駅がある場所を選んでいました。


第一子妊娠をきっかけにマイカー購入

第一子を妊娠したときに、今後の生活スタイルを見据えてマイカー購入を決断しました。ただし、条件は「貯金に負担がかからない範囲で買うこと」。

選んだのは、夫がずっと憧れていたVW(フォルクスワーゲン)の中古車、価格は50万円!もちろん現金一括払いです。

ただ、これはハイオク仕様だったこと、外国車の修理費用が高いことなど、予想外の出費がありました。でも、夫がとても満足していたので、その点は我慢…。

故障をきっかけに国産ファミリーカーへ乗り換え

6年ほど乗って故障が多くなってきた頃、私の希望で国産のファミリーカー・トヨタのノアを購入

しかも、4年落ち中古

  • カーナビ
  • バックモニター
  • フリップダウンモニター

といったオプションを付けて200万円を現金一括

コロナ禍で半導体不足の中での買い替えはなかなか大変でしたが、納得できる買い物ができました。


なぜ新車ではなく中古車を選ぶのか?

新車は魅力的ですが、我が家では経済的自由を優先して中古車を選んでいます。その理由はこちら。

1. 新車は買った瞬間に価値が大きく下がる

新車は登録した時点で「中古車」扱いになり、一気に価値が下がります(=リセールバリューが低下)
資産価値の減少が早いため、資産効率が悪い買い物になりがちです。

2. 車は移動手段。中古車で必要十分

「車=移動手段」と割り切れば、見栄のために新車を買う必要はありません。
生活に必要な機能が揃っていれば、中古車で何も困らないんです。

3. 新車は維持費も高い

新車は車両価格が高い分、任意保険料も高くなる傾向があります。また、自動車税や車検費用も車種によっては割高に。
結果的に毎年の固定費がかさみ、家計への負担になります。

4. 浪費か?消費か?を見極めよう

新車を買うことが悪いわけではありませんが、「移動手段」として買うなら中古で十分。
家計を圧迫するほどの支出=浪費になっていないか?をしっかり考えたいですね。


カーローンをおすすめしない理由【現金一括が鉄則!】

マイカーを買う時に「ローンで月々支払いだから平気」と思う人も多いですが、実は家計を圧迫する危険な選択なんです。

1. ローンは“借金”。利息分だけ損をする

ローンには必ず金利(利息)がかかります。例えば300万円の車を年利3%で5年ローンを組めば、利息だけで37.5万円の追加支払いに。
現金一括なら払わなくていいお金をムダに払っていることになります。

2. 固定費が増えて家計が圧迫される

ローンの返済は毎月の固定費になります。収入が減ったり、病気や転職で生活が変わっても支払いは止まりません。
固定費が高い=家計の自由度が低いということ。経済的自由を目指すなら、固定費はなるべく減らしたいところ。

3. 資産のバランスシートが悪化する

ローンを組むと「負債」が増え、純資産(資産−負債)が減ります。
「バランスシートを整えること」にカーローンは逆行します。

4. 車は価値が下がる“消耗品”である

不動産などと違い、車は時間とともに必ず価値が下がる消耗品です。
そんなものに借金をしてまで高いお金を払うのは、資産形成の観点から見ても非効率なんです。


残クレ(残価設定型クレジット)をおすすめしない理由【要注意!】

最近よく聞く「残クレ」。
「月々の支払いが安い」「新車に乗れる」と思って飛びつく方も多いですが、実はデメリットだらけ。初心者こそ気をつけてほしい仕組みです。

1. 総支払額が高くなりやすい

残クレは「残価(将来の買い取り価格)」も含めて金利がかかるため、トータルで払う金額が高くなります。
見かけの月額は安くても、最終的には損している可能性大です。

2. 契約満了時に出費が発生しがち

契約が終わった時に、以下の選択が必要になります。

  • 車を返却する
  • 新車に乗り換える(またローン)
  • 残価を一括で払って買い取る(←高額)

「結局お金が足りない→またローンを組む」という負のループにハマるリスクも…。

3. 走行距離や車の状態に制限あり

年間の走行距離制限(例:年間1万kmまで)や、傷・修理の有無などの厳しい条件がついてきます。
条件をオーバーすると高額な請求が来るケースもあるため、自由に使いたい人には不向きです。

4. 所有権は自分ではない

残クレの期間中、車の所有権はディーラーや信販会社にあります。
そのため勝手に売れない、カスタマイズできないなど、使い方に制限がかかります。

5. 長く乗る人には向かない仕組み

残クレは「数年ごとに新車に乗り換えたい人」向けです。
そこに強いこだわりがなければ、普通に中古車を現金一括で買った方が安上がりになります。


まとめ|車は「身の丈に合った金額の物を一括購入」がベスト!

  • 我が家はマイカーを「便利だけどお金がかかるもの」として慎重に選択
  • 新車ではなく中古車
  • ローンではなく現金一括
  • 家計の自由度と満足度のバランスを大切に!

マイカーは生活に必要なものですが、固定費としての影響が非常に大きいです。
「見栄で買う」「気軽にローンを組む」前に、ぜひ一度立ち止まって考えてみてくださいね😊

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